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あなたの性格が、あなたの健康を脅かしてはいませんか?

掲載月:2008/07

ひょうご経済戦略 2008年7月号

 

五色県民健康村健康道場長 笹田信五

 

 皆さんは、性格が、どのように健康に影響を与えるかご存知でしょうか。心と自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫系は一体となって動いています。ストレスがあると、これらの上に爆弾を落としているのと同じで、身体の代謝が悪化します。また、ストレスを解消しようとして、過食、お酒、タバコを必要とし、生活習慣が乱れます。この両者が、生活習慣病を引き起こし、最終的には、がん、心筋梗塞、脳卒中に至ります。このように理解することが、心身医学的に理解することです。

 

 私のホームページ「インターネット心療内科」(http://fyu.jp/shinryo/)は、アクセス数が120万件を越えました。このホームページに性格分析テストという項目がありますから、これで、自分の性格をテストしていただき、性格と病気との関係を見ていきましょう。

 

 心をAからEまで5つに分け、性格を10タイプに分けています。ここでは、「ボロぞうきんさんー過労死タイプ」と呼んでいる方を簡単に紹介しましょう。

 

 このタイプの方は、A(きびしい親)が高いから人の指導ができます。しかし、B(優しい親)がさらに高いから、優しく、包容力があり、人を育てることができます。さらにC(合理性)も高いから同時にいくつもの仕事をてきぱきこなせ、大変仕事ができる方です。

 

 しかし、D(自由気ままな子供)が極端に低い。つまり、自分のやりたいことや言いたいことを極端に抑え、嫌なことでも我慢してする。そしてE(人の評価を気にする子供)が高いから、良い評価を得るために頑張る。確かに、こちらにとっては、とっても良い人には違いありませんが、本人は大変しんどくてつらい生き方の人です。


 どういう方に多いかと言うと、ナンバー・ツーや中間管理職の方に多いタイプです。

 

 性格には、どのタイプにも短所、つまり「自滅のシナリオ」があります。「ボロぞうきんさん」は、最初は、大変重宝がられ、評価も高いことでしょう。問題は、仕事の量が多くなったときです。「ボロぞうきんさん」は、仕事が誠実でしっかりなので、多くの仕事が集まってきます。
限界になっていても、「ノー」とは言えません。「ノー」と言えば、評価が下がります。「ノー」と言えないので、仕事が増えていきます。


 仕事が増えれば目が届かなくなり、失敗が起こります。「ボロぞうきんさん」は良い評価を得ることで不安を解決している人ですから、不安が広がります。


 この不安の解消法は、仕事や親切をして評価を高めることですから、もっともっと仕事や親切をします。しかし、仕事の量が多くなれば、さらにミスが起こり、さらに不安になり、もっと仕事をしょうとして、さらにミスが起こるという悪循環になります。


 不安になっているので、C(合理性)が働かず、客観的な判断が狂います。最も得意なB(優しい親)も、自分を守るための優しさになります。


 以前は、どんどん人のために仕事や親切ができた。人のために働くことが楽しかった、喜びであった。ところがこんどは自分を守るためにする仕事や親切です。喜びでなくて不安でしています。不安と焦りでつぶれそうです。


 最悪の場合は、ボロボロになって過労死で倒れるまで止めることができません。

 

 このように、性格は時には、健康をも脅かすものになります。性格は、長所は短所であり、短所は必ず長所です。生きている充実感が高いときには長所がでて、充実感が低下すれば短所、自滅のシナリオがでます。4月からは、五色県民健康村健康道場(http://fyu.jp/dojo/
で、カウンセリング外来を開設しました。心当たりのある方は、是非、受診してみてください。

 

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