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メタボリックシンドロームと、メンタルヘルスに対する淡路島健康道場の試み

掲載月:2009/05

ひょうご経済戦略2009年5月号掲載

 

五色県民健康村健康道場長 笹田信五

 


 当施設は、1982年に開設した全国で唯一の公的絶食療法(ファースティング)専門施設です。21世紀の健康医学を目指して、開設以来、2万人を指導してきました。


 現在、当施設の対象は、1)心身のリフレッシュ、2)メタボリックシンドロームおよびメンタルヘルスの改善とがん予防、3)本当の自分を生きたい人、特に、優しく生きたい自分が本当の自分と感じている人へのサポートです。


 ファースティングの方法は、入所期間の前半分を、1日に一杯約100キロカロリーの特製ジュースを3杯と水2リットル以上を摂取して過ごし、残り半分の日数で3分がゆから常食まで徐々に復食を行います。


 ファースティングのコースは、3泊4日から20日間までいろいろありますが、7日間のファースティングと8日間の復食を行った場合では、体重減少は、最初の体重の約7%であり、図1の最高血圧、図2の血糖値は、高値の群ほど良く低下し、その他、γ―GTP、中性脂肪も同様に低下します。また、禁酒、禁煙も、殆ど苦痛なく行えます。体内では、血中コルチゾール、カテコラミン、レニン、アルドステロンの上昇と、トリヨードサイロニン、インシュリンの低下を認めるなど、内分泌ホルモン系が大きく変動し、強力なホメオスターシスが機能していることがうかがわれます。


 精神的効果を見るために、爽やか指数と不快指数からなる充実感テストを考案し実地しました。図3に示すように、爽やか指数は上昇し、不快指数は低下し、非常に強い精神的効果を発揮しています。以上のように、ファースティングは、心身の生活習慣の改善に極めて強い効果を発揮するものですが、帰宅後は、身体的効果も、精神的効果も、リバウンドするものが極めて多く、これだけでは、健康医学の方法としては不適格であるため、約20年の歳月をかけて、リバウンドを防ぐ方法の開発を行いました。


 帰宅後のリバウンドの原因の殆どはストレスであり、ストレスの解消のために、過食、喫煙、飲酒を必要としていることが明らかになるにつれ、メタボリックシンドロームと、メンタルヘルスの対策は、同時に行うことの必要を痛感し、心身医学に立脚した心身トレーニング法を開発しました。性格分析とカウンセリングで、各人のストレスの根本的な原因を明らかにし、ファースティングと丹田呼吸法で、心身の充実感を高め、さらに、自分の存在価値を社会の評価だけではなく、生かされている医学的事実で考えるという4つ方法からなるものであり、これにより持続的な効果を期待できるようになりました。詳しくは、ホームページをご覧ください。


 健康道場http://www.fyu.jp/dojo/ インターネット心療内科http://www.fyu.jp/shinryo/

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