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結核予防について

掲載月:2013/03

国保ひょうご 3月号掲載

si-ru.bmp兵庫県健康財団 保健師 紙名 祝子

 

 

結核はどんな病気でしょう?

 結核とは、結核菌が体の中に入り、主に肺に炎症が起こる病気です。結核の初期症状はあまりはっきりしたものではありません。風邪の症状とよく似ていますが、咳や痰が2週間以上続いたり、体の具合が良くなったと思ったらまた悪化したりするのが特徴です。

  なにより怖いのは、気づかずに周りの人々にうつしてしまうことです。結核を発病した人の咳やくしゃみなどで、結核菌が飛び散り、それを直接吸い込むことで感染します。ただし、結核に感染しても必ず発病するわけではなく、通常は免疫力により結核菌の増殖を抑え込みます。免疫力で結核菌が増えることを抑えきれなくなると結核を発病します。

 

もし結核に感染したら?

 2週間以上にわたり咳、たん、微熱が続く、体がだるい、体重が減るなどの症状が続くようでしたら、すぐに医療機関を受診しましょう。早期に発見することは感染の拡大を防ぐためにも重要です。免疫力の弱い高齢者や乳幼児は結核に感染すると重症になりやすくなるので注意が必要です。

 もし、結核と診断されても、6か月間毎日きちんと薬を飲めば治ります。しかし、治療の途中で薬を飲むのを止めてしまえば治りません。それどころか菌は耐性菌となり、時には薬が全く効かない多剤耐性菌になることもあります。決められた薬をきちんと服用することは非常に大切です。

 

日本の結核、6つの「問題点」、問題はより複雑になっています。

 

si-ru2.bmp現在でも日本は世界の中では「中まん延国」です。

 

①若者の結核も要注意

 ②働き盛りの人の発見が遅れている

 ③外国人の割合が拡大している

 ④感染者がますます高齢化

 ⑤地域格差がある

 ⑥HIV/AIDSとの合併の危険

 

 

 

結核は、過去の病気ではありません。予防のためには

一人一人が正しい知識を持つことが重要です。

 

 

(参考資料:公益財団法人結核予防会 結核の常識2012より)

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