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保健指導に関するQ&A ~糖代謝異常・糖尿病について~

掲載月:2015/09

国保ひょうご9月号掲載

保健師 酒井 香名



今回は、特定健診・特定保健指導時によく受ける糖代謝異常・糖尿病についての質問とその回答をご紹介します。



Q1  健診で血糖値が少し高いと言われました。糖尿病とはどんな病気ですか?これから何に気をつけたらいいですか?


A1  食べ物に含まれるブドウ糖は体内(細胞内)に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。しかしインスリンというホル

    モンの不足や作用低下によって、ブドウ糖が取り込まれづらくなり、その濃度(血糖値)の高い状態が慢性的に続くのが

    糖尿病です。

     糖尿病は自己管理が大切です。バランスが取れた適量の食事、適度な運動、体重管理に加え、初期は自覚症状が少

    ないので、定期的に検査を受けましょう。



Q2  血糖値改善のため、今より食事量を減らすよう言われました。どのようなことに注意すればいいですか?


A2  過食を避け栄養バランスの良い規則正しい食事が基本になります。主菜(肉・魚・卵・大豆製品)+副菜(野菜・海藻・き

    のこ)+主食(米飯・パン・麺類)を揃えると栄養バランスは整いやすく、和定食がお勧めです。食事を抜くと血糖コントロ

    ールに悪影響を及ぼすので、三食腹八分目を心掛けましょう。食べてはいけない食品は殆どないので、嗜好品(アルコ

    ール・菓子)も召し上がれますが、食事の代わりにはなりませんので、150~200kcal/日までに抑えたいものです。



Q3  運動をするように言われました。体を動かす機会が殆どないのですが、何から始めたらいいですか?


A3  運動は血中のブドウ糖を使い、血糖値を下げる「すぐに現れる効果」と継続によりブドウ糖をエネルギーに変える能力

    が高まる「じっくり現れる効果」が期待できます。やや汗ばむくらいの全身を使った有酸素運動を週3回以上、20~60分

    が目安となります。生活の中で取り入れやすい運動で良いのですが、時間や場所を選ばない点でウォーキングはお勧

    めです。歩数計を携帯すると歩く励みにもなります。

                                    


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