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保健指導に関するQ&A ~体重のコントロールについて~

掲載月:2016/01

国保ひょうご1月号掲載

保健師 南 智恵

 

 

 今回は、特定健診・特定保健指導時によく受ける体重のコントロールについての質問とその回答をご紹介します。


 

Q1  最近、体重が増えました。どのくらいの体重だと肥満と言われますか?

 

A1  肥満とは、体内の脂肪が過剰に蓄積している状態を言います。肥満度の判定には、BMI(ボディ・マス・イ

   ンデックス)が用いられています。BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められ、25以上を「肥

   満」と定義しています。肥満を原因とする健康障害がある場合、肥満の解消が必要です。


 

2  そんなに太っていないのに、メタボリックシンドロームに該当すると言われ、体重を減らすよう勧められた

     のですが?


2  メタボリックシンドローム(以下、メタボとする)とは、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上で、高血圧・

   高血糖・脂質異常のうち2つ以上該当する状態を言います。腹囲を測るのは内臓脂肪蓄積の程度を確認するた

   めです。BMI25未満であっても、腹囲が基準をこえる場合は、お腹まわりに脂肪がつく内臓脂肪型肥満であ

     る可能性があります。

  内臓脂肪の蓄積は、高血圧症や糖尿病、脂質異常症をひきおこし、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心筋梗塞

 のリスクを高めると言われます。これらの病気を予防するためにも、内臓脂肪を過剰に溜めない、あるいは減

 らすことが大切です。


 

Q3  標準体重が病気になりにくいと聞きました。標準体重にならないといけないのですか?


A3  標準体重とはBMI22の体重で、病気に一番かかりにくいとされています。しかし、厚生労働省がまとめた「日本人の食事摂取基準」2015年版では、目標とするBMI18歳~49歳で「18.524.9」、5069歳で「20.0

   ~24.9」、70歳以上で「21.524.9」と設定されており、目標範囲を下回っていれば食事量が「不足」、上回

   っていれば食事量が「過剰」として、目標範囲にとどめるように体重を改善することが勧められています。同

   基準に示された目標を目安とし、無理なく体重を調整されることをお勧めします。

 

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