健康コラム

HOME > 健康情報 > 健康コラム > 健康コラム詳細

お知らせ詳細
コラム一覧へもどる

保健指導に関するQ&A ~禁煙への取り組みについて~

掲載月:2016/05
国保ひょうご5月号掲載
保健師 牧之瀬 志織


今回は、特定健診・特定保健指導時によく受ける禁煙への取り組みについての質問と回答をご紹介します。


Q1  禁煙を考えて、軽いタバコに変えて少しずつ本数を減らそうと考えているのですが...。

A1  軽いタバコに変え、本数を減らすと、ニコチンが切れたことによる禁断症状が強くなり、かえってタバコがおいしく感じ
    られます。無意識にタバコを深く吸い込んだり、根元まで吸うことにより、有害物質もより多く体内に取り込まれます。特
    に、一酸化炭素は血管を内側から傷つけ、動脈硬化を進行させ、虚血性心疾患や脳血管疾患などのリスクを高めます。
    禁煙を考える場合は、本数を減らす、軽いタバコに変えるより、1日でも早く禁煙に挑戦することがお勧めです。


Q2  何度も禁煙に挑戦するのに、いつも失敗ばかりで困っています。

A2   喫煙者の約7割はニコチン依存症と言われる薬物依存で、自分の意思だけでやめることが難しいことがあります。禁
    煙を始めると禁断症状が現れますが、その期間や症状の程度には個人差があります。対処法として、ニコチンパッチや
    ニコチンガムなどの禁煙補助剤や禁煙外来を活用することがお勧めです。他にも、喫煙道具を処分し、喫煙場所を避け
    るなどの環境を整えることも禁煙への近道となります。禁煙に成功した人の多くは、平均3~4回の禁煙経験があるそうで
    す。成功するには、諦めず何度もチャレンジする気持が大切です。


Q3  禁煙すると、なぜ体重が増えるのでしょうか?

A3  禁煙すると、味覚や嗅覚が改善し食事量が増え、口寂しいという思いを紛らわすために間食が多くなります。間食には
    カロリーゼロの飴やキシリトールガムなどの低カロリーのものを選ぶとよいでしょう。更に、ニコチンによる基礎代謝の亢
    進作用も低下することにより、平均2~4kg程度体重増加が見られます。体重増加を抑えるポイントは、日頃の体重管理
    です。まずは、1日1回体重計に乗り体重の変化を確認してみましょう。

コラム一覧へこのページのTOPへ
※本コンテンツの無断転載を禁止します。