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保健指導に関するQ&A ~脂肪肝について~

掲載月:2017/01
国保ひょうご1月号掲載
保健師 入道 優子


特定健診・特定保健指導時によく受ける脂肪肝についての質問とその回答をご紹介します。


Q1. 脂肪肝ってどんな状態?

A1.   健康な肝臓も脂肪を含んでいますが、必要以上に脂肪がたまった状態を脂肪肝と言います。フォアグラや霜降り肉の
   ような状態になっているといえば、わかりやすいかもしれません。脂肪肝は、自覚症状がないため、なかなか気が付きに
   くいものですが、近年、30歳代~40歳代を中心に増えつつあります。脂肪肝は、腹部超音波検査やCTスキャンなどの
   画像検査と血液検査ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GT(γ-GTP)などの肝機能の数値とをあわせてチェックすることがで
   きます。血液検査で異常は見られない場合でも、画像検査で脂肪肝と言われる場合もありますので、健康診断等で定
   期的に画像検査も受けていただくことをおすすめします。


Q2. 脂肪肝ってどうしてなるの?

A2.   飲みすぎ、食べすぎ、運動不足などがあると、摂取したエネルギーは代謝しきれず脂肪としてたまります。脂肪肝とい
   えば、「お酒の飲みすぎ」が代表的でしたが、近年お酒を飲まない人の脂肪肝が増加しています。脂肪肝は、飲酒や肥
   満、糖尿病、食べ過ぎ、運動不足など、様々な原因でおこります。飲酒による脂肪肝は進行し、肝炎や肝硬変、肝がん
   になることがあり、お酒を飲まない人の脂肪肝は非進行で悪化しないと言われていました。しかし、近年お酒を飲まない
   人の脂肪肝の中にも、肝炎や肝硬変へと進行し肝不全や肝がんになるものがあるとわかってきました。飲酒の有無に関
   わらず早めの予防が大切です。


Q3. 脂肪肝になってしまえば戻らないの?改善するにはどうしたらいいの?

A3.   脂肪肝は、予防・改善することが可能です。脂肪肝の原因を解消することが大切です。また、無理なダイエットとリバウ
   ンドを繰り返すことによって、肝臓に負担をかけ脂肪肝になることもあります。肥満解消は、大切なことですが無理なダイ
   エットは避けましょう。
     そして、適切な体重コントロール、バランスの良い食事、適量飲酒、適度な運動を行い、肝臓に過度な負荷がかからな
   いようにしましょう!










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