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ストレスについて

掲載月:2017/05

国保ひょうご5月号掲載

 臨床心理士 大塚裕季子

 

 

 ストレスは、私たちが生きていくうえで避けることができないものですが、うまく対処することによってストレスを和らげ、こころの健康につなげることができます。

 

 では、ストレスとは、どういった状態のことを言うのでしょうか。一般的に、ストレスとはボールに圧力がかかって、歪んだような状態にあることを言います。ストレス要因(ストレッサー)と呼ばれるこの圧力は、日常生活の至るところに隠れているため、ストレスを完全に無くすことは難しいです。一方で、提出物の締め切りや目標といった適度なストレスは、やる気や集中力を高めるといった良い側面も持っています。ストレスを0にしようとするのではなく、過度なストレスを減らしつつ、適度なストレスとうまく付き合っていくことが大切です。

 

 ストレス反応の表れ方は人それぞれです。肩こりや頭痛、不眠など身体の症状が出やすい人、不安やイライラ、無気力といった心の症状が出やすい人、人と会うのを避けたり、暴飲暴食をしたりと行動に表れやすい人もいます。いつもの自分と違うなと感じたら、それは過度にストレスがかかっているサインかもしれません。ただし、身体症状は身体の病気のサインとして表れている場合もあるので、かかりつけ医など、相談しやすい病院でまずは相談してみましょう。特に異常もみられず、症状が長く続くようであれば、専門機関に相談することをお勧めします。

 

 ストレスを0にすることは難しいですが、ストレスが小さいうちから対処しておくことで、ストレスを溜め込まないようにすることはできます。ストレスの対処法はさまざまですので、自分にあった方法で小まめにストレスを解消しておけるとよいでしょう。ゆっくり睡眠を取ったり、身体を動かしたり、好きな音楽を聴いたり、話を聴いてもらうなど、簡単なことでもいいので、日頃からストレス対処法をたくさん持っておきましょう。

 

 

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